神々の舞いたる山は大雪の
沼の平らとひとは言うなり
ホント日本一の紅葉!といえば、私は北海道の大雪山系を超チョウcyoおすすめしています。紅葉ファンならぜひ一度は訪れたい聖地とまで言い切りましょう。ただ難点が一つ、それは登山をしなくては出会うことが出来ないと言うことです。ただいくつか秘策はありますが。
秘境の紅葉と言えば、北海道のTop旭岳を望む沼の平の紅葉。大雪山系は紅葉のメッカです。でもそうだ京都に行こう式の人には不向きな紅葉です。北の大地の紅葉はもみじする樹が違います。ナナカマドの真っ赤。そして紅から黄色、わくば色とチョウ自然天然色。
観るためには、それなりの装備でお山に登らないといけません。もちろん国土地理院の地図かそれに類する地図を持って、コンパスもって。ケータイコンパスは山では通用しませんから。
歩くのやな人向け秘策
ここで歩くの嫌な人向けに、沼の平の反対側の旭岳を観るにはお手軽に【旭岳ロープウェイ】で登る方法もありますが。北海道最高峰の旭岳の山麓駅、標高1100mから終着駅の姿見駅標高1600mを結ぶロープウェイで空からの紅葉見物もできます。
もう一つが大雪山系の紅葉で、そこそこお手軽に紅葉を楽しめるのが【大雪高原温泉沼】周辺です。ここまではバス、クルマで入って行けます。紅葉お散歩には最高の場所です。ただし、山ですから登山靴などの装備は必要です、沼地ですから靴は濡れます。またヒグマが出ます。
意外なのが大雪山という山はない
大雪山という名称の山は存在しません。北海道のど真ん中にある山脈を総称で大雪山と呼んで居ます。ですから、範囲がでかい、北海道ですから。クルマで1日で廻ろうなんて夢ユメ考えちゃあダメダメ。広すぎます。
北海道はどうしても富良野のラベンダーやさっぽろ雪まつりで、夏と冬がメインで、真ん中の秋が。初めて北海道を訪れる人に秋を選ぶ人はいないでしょ。でも、ホンマは秋が最高。紅葉シーズンは本土よりも早いです、当たり前か。9月から秋シーズン、そして10月末まで。大雪山は9月終わりには山の上は雪が降ります。年により違いますが。
3年ほど続けて旭岳へ秋登りました。旭岳の初冠雪は普通9月25日前後、早い時は9月20日ごろに真っ白に。ちなみに写真の初冠雪は遅い年で10月10日でしたが、この時には山頂付近はもう紅葉は散っていました。山の上の紅葉をご覧になりたいのであれば9月20日すぎから末まで。ただし里の秋はそれから以降ですから10月に入っても北海道の紅葉は十分楽しめます。さぁあなたも北の大地でもみじする。
旭岳