「ダビデの星の腕章」
自分たちの印を持つことをよしとされる文化が日本にはありますね。確かに平家と源氏の戦の時の旗印として源氏は白いろ、平家は紅いろと決まってた。それが今でも日本では残り紅組白組の運動会につながってる。それを嫌がる先生もいるけれど。
マンガ『進撃の巨人』のある星に似たマークが、ユダヤ人からの指摘でナチスドイツがユダヤ人に義務づけた、つまり虐殺する印として用いいた「ダビデの星の腕章」だというクレームがつきました。民族によってマークへ対する意識は違う🌟 これ言葉が違うと喧嘩が起こるのとおんなじで、星が意味する概念が民族によって違う。
ちなみに日本では星のマークというのは５の鋭角をもつ星、つまりとんがっているところが五つ、日本では割れない奇数が良いとされる考え方。一方ダビデの星は六芒星ヘキサグラムであり、二つの正三角形の複合体、つまり鋭角が６個。ただ知り合いのユダヤ人から聴くと「ユダヤは正三角形を重要視していて、それを二つ重ねてより強固な絆としている印。つまりは奇数の二乗が良い」と。これがユダヤの人は数学に強いと言われている所以かなぁと。
日本人とユダヤ人は似ているんではないかと議論される。それは日本には色々な血が混じっているから。日本人も数学が得意ですが、お金の計算は不得手ですけどね😄
悩みつづけた日々が嘘だと
おかしいと思わないのが不思議で、そこに水脈があることを知る技術、それを利用する治水技術、養蚕技術、鉱石を探し出す技術、それを精錬する技術、そこにあるものは。それを考えてみればいい。
その技術を持った人たちが存在したんだろう。そう考える方が納得する。明治時代に「おやとい外国人」と呼ばれる人たちがいた。その人たちのおかげで、日本にダム防波堤技術が起こり暴れ川が無くなり、そこにイギリス式鉄道がひかれ蒸気機関車トーマスが走り、海運国家となるべくしてなる造船技術が生まれ、写真技術やフィルム技術も数え上げたらキリがない。それとおんなじ事が縄文時代や弥生時代に起こっていても不思議ではない。特殊な技能を持った集団がいたということ。
隕石が落ちてきて、降臨伝説が生まれ、そして今では七夕祭りにかわった
どんな時代にも突発的な事象は起こる
日本に住んでいると地震、風水害の自然現象に人生を狂わされた人がいることを実感できる。全壊証明書なる役所からの紙切れを私も持っているが、これは先の戦争の赤紙と何らかわらない。全てを放棄する証明書、そんな感じ。紙切れ一枚がその人の人生。地震にたまたま出遭ってしまった人は、今の競争社会では周回遅れでディアーナと勝負するようなもん、勝てるはずがない😛
星田妙見さんには七つの星塚があり、自分の星のところで祈ります。
空から巨石が飛んでくるなんて誰も考えないが、弘法大師の時代にはあった。弘法大師が密教の修行を大坂の私市でされている時に、たまたま隣の交野に隕石が落ちて山を破壊し、そして岩が散り散りになり、三箇所へ落ちた。その三箇所を結ぶと正三角形。大ヒットアニメ映画『君の名は。』の1200年ぶりに地球に接近するという「ティアマト彗星」が、ここ交野を襲ったスイフタットル彗星がモチーフではないかとも言われていて、聖地巡礼のアニメファンの方もいらっしゃいます。隕石到来の衝撃によって、馬蹄形に削られたのがここ妙見さんだと言われています。これで何かが変わったって不思議じゃない。
妙見山の岩倉まではそこそこ登りがきついです
空海の時代にはまだ太陽暦は日本には入っておらず、太陽と月の満ち欠けで勘定していて、星の動きが重要だった。その星々が繋ぐカタチが重要視されていた時代。太陽や月よりもまず先に、北極星の光があり北斗七星が生きる指標であった時代。
空海はふたたびここ交野郡三宅庄星田村を訪れています。そして霊石を拝顔し、このお山を北辰妙見大悲菩薩独秀の霊岳として、妙見山龍降院と名付けたと。もともと空海さんの時代は今でいうお寺さんだった、それが明治時代のお役人、行政によって神社にされてしまって、おかしくなった。この政策は日本民族から宗教を剥奪するための工作と今は言われています。最近の神社には朱色の鳥居は置かれません。
流星は不幸とシアワセの分かれ道
空海が生きた時代は、二箇所で国が統治されていた時代。旧都であった奈良の都と新都である京の都。そんな時に京都と奈良の真ん中に隕石が落ちて、そして散った。権力と権威と、それに宗教や陰陽道など星を観る力が、何かを目指そうと。
隕石落下の記録上二番目に古いものと、弘仁7/816年の隕石。妙見山の大部分が吹き飛ばされて馬てい形に削られています
その時に空海は何を感じたのか。それは最澄と袂を分れたことを感じれば解りますね。今の時代の天皇家は権力は行使できません、行使するのは東大を出た官僚や政治家たち。しかも今では他国出身の日本を乗っ取ろうとする人までもが政治家にいる現実。聖徳太子の時代から権力と宗教や権利のようなものがまとわりつくとろくなことはないと。それを弘法大師もよくわかってらした。
星田という地名からも、この地域が星にまつわる土地柄であったことはわかります
今の時代だって、政治家と宗教は繋がっている。政教分離なんて文言だけで、宗教政党さえある事実。そりゃぁ宗教団体は優遇されて当たり前。これを変えないと日本は良くならない。権力者と最澄は繋がったから、それを空海はきらったわけですからね。
情報がない時代は、隕石という概念も空海さんの時代にはなかったでしょう。そして星が落ちてきて、大変な時代に突入していったと。そんな時に人はどうしのぎますか。少しでも心の負担を無くそうと、空想して物語を作り、前向きに生きていこうとする。
ご神体である磐座
空海はその岩を
標高162mの妙見山の頂上に位置する星田妙見宮、そこには拝殿の向こうに巨大な影向石が祀られています。こうした形態の神社やお寺さんはよくみかけられます。北斗七星が落ち、三箇所へ降って舞い降りた。これが星田の妙見さん、降星山林寺、星の森。
修行するというのは断食しますね、七日間。人間をはじめ動物の生理というのは七の倍で決まります。だから宇宙の原則は奇数の七日と言われます。生理は二十八日、鳥が卵を抱くのは十四日、ななの倍数で生物はセットされています。生物はそれに逆らうことはできません。
修行をしていた空海の身に出くわした隕石。それを観に空海は山々を歩き、そして何を見たのか。未来をおもい、今を動くこと、それが妙見という意味。観る目を持って、はれやかな日々をおくってくださいと。
磐座がある場所からは大阪平野を一望できます
君の欲しいものは何ですか
空想があるから、次世代の技術が生まれている。空海が今の時代生きていたら、GPSで自分の居場所が特定できて、いきたい場にも案内してくれる。これ、これ。
北斗七星は流れ落ちてきたけど、まだ空の上に輝いている。そして妙見山に落ちた星は織姫の岩として、七夕伝説という楽しい物語を私たちの生きる糧としてくれ、星を大切にする意味をしらせてくれた。確かに今でも生きている、七つの星。
七夕の7月7日には境内は美しく飾り付けされています
星田妙見さん〒576-0016 大阪府交野市星田９丁目６０−１ 開門/8時00分～16時30分
北斗七星の本命星・元辰星とは
密教占星術/宿曜占術が、宗祖弘法大師空海より日本にもたらされ、真言密教に受け継がれています。本命星・元辰星とも、北斗七星から導き出されます。
本命星は、自分の生まれ出た星であり、生涯を通し自分を守護してくれる守護星です。寿命を司り、禍福を与える等、私たちの先天的な宿命をあたえる星です。対する元辰星/がんじんじょうとは後天的な運命、すなわち社会生活における地位や財産健康等を司る星とされています。密教ではそれぞれの星に祈願することにより魔を払い福を呼び込むのが良いとされています。
星まつりの本命星は、北斗七星の7つの星から生まれ年の干支によって決まります。
星野妙見宮では守護星のお守りを授与していただけます。持つとパワーが溢れます
貧狼星/とんろうしょう 子生まれ 元辰星は男性、女性とも武曲星
巨門星/こもんしょう 丑生まれ 元辰星は男性破軍星 元辰星は女性廉貞星
禄存星/ろくぞんしょう 寅生まれ 元辰星は男性文曲星 元辰星は女性武曲星
文曲星/もんこくしょう 卯生まれ 元辰星は男性廉貞星 元辰星は女性禄存星
廉貞星/れんじょうしょう 辰生まれ 元辰星は男性巨門星 元辰星は女性文曲星
武曲星/むこくしょう 巳生まれ 元辰星は男性禄存星 元辰星は女性貧狼星
破軍星/はぐんしょう 午年生まれ 元辰星は男性、女性とも巨門星
武曲星/むこくしょう 未生まれ 元辰星は男性貧狼星 元辰星は女性禄存星
廉貞星/れんじょうしょう 申生まれ 元辰星は男性文曲星 元辰星は女性巨門星
文曲星/もんこくしょう 酉年生まれ 元辰星は男性禄存星 元辰星は女性廉貞星
禄存星/ろくぞんしょう 戌年生まれ 元辰星は男性武曲星 元辰星は女性文曲星
巨門星/こもんしょう 亥生まれ 元辰星は男性廉貞星 元辰星は女性破軍星
貧狼星/とんろうしょう
枚方交野の平野部を流れる天の川。テールランプのあまの川、人の心もあまの河