木造橋としては最高の錦帯橋
五連の木造りのアーチが美しい錦帯橋。山口県岩国市は広島との県境近くなので広島観光とセットでもすぐの距離。ぜひ日本一の美しい橋を観てください。
岩国市を流れる錦川に寛文13/1673年に城下町を繋ぐ橋として、岩国藩主吉川によって建造された美しいフォルムの橋。橋の全長は193,3m、アーチ部の最高点は川床から13m。
2001から2003年に平成の大架け替えが実施されて美しさを保っています。JR岩国駅からバスで20分。クルマでは高速道路山陽道岩国ICからは10分。
木組みの美しさをぜひまじかで
橋の真下にもいけますから、ぜひ木組みの美しさを観てくださいね。渡るには往復で大人300円、小学生150円。あるくたびに音がする感じ。
錦帯橋から背後にある山のうえに建つのが岩国城天守閣。城までは歩いてもいけます。ロープウェイがあるので標高200mまで一気に。天守閣からは錦帯橋と錦川、そして岩国市が一望できます。
神さまの使い白蛇
全身白い光沢色で、目が赤いルビーのような白蛇が岩国では生息しています。神の使いと言われて大切にされてきて、国の天然記念物でもあります。ロープウェイ乗り場の横の「岩国シロヘビの館」でその姿をご覧になれます。
神社にはよくヘビが祀られています。なんで? とおもわれませんか。不思議なことに日本だけでなくヘビは例えば十字にヘビが絡まっている図案をご覧になったことは一度はあるのでは? 十字といえば救急車とか医療のシンボルマークですよね。なんでヘビなの?
ヘビは脱皮します、そのたびに新たな皮膚が生れる。そう、生まれかわるシンボルがヘビなのですね。またヘビは長寿や生命力が高いと色んな国で言われています。
パワーもらえます白いヘビ、顔はカワイイ
神の使いのヘビといわれるわけは、いろいろな視点から言われています。ひとつは龍=ヘビ、龍は縁起の良い生き物としてみなさんご存知ですよね。でも実際にはみたことない? それは残念、龍舞は各地で行われていますね。中国地方ではオロチ舞が有名ですが、大蛇=龍という考えもあります。
またインドのヒンドゥー教のサラスヴァティーが仏教にとりいれられて弁財天さまに。弁天さんともいいますが、琵琶を弾くお姿の女性のかみさまですね。彼女のお使いが白いヘビ。日本四大弁天の一つ広島県厳島の厳島弁財天本堂厳島神社とセットで財運ゲットです。
白いヘビは金運とも関係していて、縁起物としても珍重されています。なんで白くなるのか? それは岩国シロヘビの館で調べてみてね。
錦帯橋〒741-0062 山口県岩国市岩国