「大和は町みたいにでっかかった」
先の戦争で生きながらえたおじさんは戦艦大和の話をよくしてくださった。「大和には大きなタイル貼りのお風呂があってなぁ。お風呂に入ると元気になるなぁ」と五右衛門風呂に入りながら。戦艦大和の乗組員だったおじさんから戦争の話を聴きながら、学校で教える戦争の話との違和感を覚えていったのです。
学校の先生が言う「広島長崎は、世界大戦を終わらせるために」それって仕方なかったって意味か？ 子どもを教える立場の人間が、人の命をそんな軽く扱っていいのかと。「沖縄は日本の捨て石だった。沖縄人だけで戦わされた」こんな嘘で洗脳する人が先生だった。
具志川グスクのあるこの美しい沖縄の海からアメリカ軍は上陸し、火炎放射器で全てを焼き尽くそうとした
沖縄が捨て駒なんて言う前に、先生様はこう言いなよ 「アジアの民は白人のために植民地になるべきだ。黄色人種は白人の奴隷で良いのだ。アメリカの捨て駒が日本」と。
最寄駅・長柄駅にある地元の天理南中学生が描いた楽しい絵
彼らは広島長崎のグランドゼロに立ったて祈ったこともなければ、これが虐殺であることなど哀れにも考えたことがなかったんだろう。広島にあった軍事工場には全国からの生徒が、先生から派遣されたんだろう、学徒動員と名のもとに。
そして原爆で命無くした。彼ら日本各地の出身学校名が書かれています。あなたの学校の名があるかもしれません。それを修学旅行なりで観れば、国を大切にすると言う正しい戦争観を持てるんじゃないかと。
広島の学徒動員慰霊碑に銘記されている学校名
沖縄戦を私の先生が言う通り、無駄な戦いならば、なぜ世界一の戦艦とよばれた「大和」を沖縄に向かわせたんだ？ 鹿児島県知覧、鹿屋から飛び立った特攻隊員たちは日本全国から集められた若者じゃないんですか、誰を守りに行った。
沖繩本土のビーチ向こうは美しい橋でつながる古宇利島
美しい国日本の沖縄を守りたかった。アメリカ軍のテロ・火炎放射器に焼かれていく沖縄の人たち同胞を救いたかった。そのために自身の命を捧げたんだろ、先生様よ、馬鹿にすンなよと。日本にはこういう言い伝えがあります、「先生と名のつくものにろくなもんはいない」と。
ひめゆり、ひめうめと言う沖縄の女子高校の生徒たちは誰を看護した。アメリカ軍からの火炎放射による日本民族虐殺にたえるために、ガマと沖縄では呼ぶ洞窟に隠れて負傷した軍人を介護したんじゃないの。日本民族が、自分たちの領土である場所を攻撃されれば、誰でも立ち上がるのは当たり前の行動で、それをこバカにするかのようなことを同じ日本人から言われるのは腹が煮えくり立つ。
「テロを始めたのはアメリカ、原爆投下は民族根絶やしの暴挙」
徳川家康は豊臣側の人間を皆殺しにしたのでしょうか。豊臣側の土地を耕す農民を奴隷にしましたか。戦いというのは、兵士と兵士同士の撃ち合いが戦争です。丸腰の何も持たない学校の学童生徒たちを、マシンガンで撃ち殺すのは犯罪ですよね。マシンガンでは殺せても数十人、それならミサイルで数十万人、原爆で数百万人と。無抵抗の人びとを数多く虐殺すれば感覚が麻痺する。この考え方をする西洋人WASPを、私はまともな人間だとは思いませんね。
最寄駅JR長柄駅
最近、日本のオウム真理教という団体が起こした無差別殺人サリンテロを真似て、ウィルステロが共産国発で起きました。オウム真理教が犯した禁じ手を隣の国は見て真似をしたんですよ、細菌やウィルスをばら撒けば民族を根絶やしにして、その国を乗っ取れると。武漢にあった生物兵器研究所は、中国、フランス、アメリカによって作られたものです。今言われている戦争って、戦争に名を借りたテロ、虐殺行為ですよね。
「軍人だと言うことは、戦争中は名誉なこと。だけど今ははずかしいことみたいに思われてしまう。」と大和の乗組員だったおじさんは言いました。日本を守り、生き残った人が肩身がせまい思いをする国なんて、きっと日本だけなんだろうなぁ。これが西洋人社会の基本である【奴隷意識を植え付けると言うこと】植民地の地位の低い奴隷は、骨の髄まで絞り切れと言う考え方。今でもそうで、税金という名で日本国民から吸い上げた金は戦勝国であるところへ流れていく。
「大和は国のまほろば」
「まほろば」には「素晴らしいところ」という意味があります。 幾重にもかさなりあった垣根のような山やまにかこまれた美しい大和の国、日本で一番自然ゆたかな場所が奈良大和。そこで大地主大神/おおとこぬしのおおかみさまが、日本の国をお造りになったと。
日本の国を造ったもうお一人の天照大神さまとは並べ称されて祀られていたのです。古墳時代の崇神天皇六年に、天皇が神威をおそれ、天照大神を皇女豊鋤入姫命/とよすきいりひめを笠縫邑/かさぬいむら（現在の桜井市）に移されたとき、皇女淳名城入姫命/ぬなきいりひめに勅して、大和の市磯邑（現在の天理市）に移されたのが大和神社の創建であると伝えられています。
万葉集の山上憶良の歌にもあるように船の航海安全を守る神として、奈良時代の遣唐使の一行使臣は、出発に際してここ大和神社へ参詣し、と記録されています。その奈良県天理市にある【大和神社】が戦艦大和のその名と由来です。そして戦艦大和にはここ大和神社のご分霊が祀られています。これが日本のありようではないですか。
広島呉にある大和ミュージアム
日本画家・堂本印象が描いた【大和神社の日本絵】が、戦艦大和守護として艦長室に飾られていました。しかし、沖縄海戦に向かうため燃える物は極力排除せよ、との命令で外されたのです。この命令は何を意味するのか。現在この絵は江田島海上自衛隊第一術科学校、参考館↓に展示されています。
昭和20年4月7日、鹿児島県坊ノ岬沖にて轟沈した戦艦大和。呉にある大和ミュージアムに行かれれば、大和の素晴らしさ、そしてその造船技術からプレハブ工法ができたりしたことを知ることができます。楠木正成を慕う「菊水」作戦で大和沈没の際に艦に残った第二艦隊司令長官・伊藤整一命外、大和と最期を共に殉死した2736柱の大和の乗組員たちの御霊と護衛艦の方々がねむる社があります。私がこの神社へ参らされた時に「私の誇らしいおじさんと共に一緒に戦い、日本を守ってくださったみなさんに会いにきました。ありがとうございます」と手を合わせました。/2023年11月初出
ご祭神
中央に倭大国魂大神/やまとおおくにたまのおおかみ
向右に八千戈大神/やちほこのおおかみ
向左に 御年大神/みとしのおおかみ お祭り/ 4月1日のちゃんちゃん祭りがほまれ高いです
参道は戦艦大和とほぼ同じ長さの270メートル
大和神社〒632-0057 奈良県天理市新泉町３０６ JRなら駅から桜井線で長柄駅まで12.6キロ16分。駅から神社まで徒歩15分。
参拝時間/9時00分～16時00分
