
なぜここに外国人が
旅をしていてよく思うのが、どうしてここに外国人しかいないの? って。どこで知ったの? なんでなん? そんな?? がいっぱい。確かに今では誰でもスマホを持っていれば綺麗な写真が撮影できて、それをネット上で発信できる。でも、それって10年前はできなかった、というか一部の人しか出来なかった。
ブログってもう死言に近いけれど、自分の記録を残そうと写真や文章を掲載するのは、契約先のプロバイダのHPやライブドアなどのサイトへの投稿だったよね。それが誰でもXデつぶやける。それが、ここイイねぇとなったら人種関係なく集まるのが今の時代。それを逆手にとって人を扇動することもできるんだけど。
なぜこんなもんがあるの
日本の観光地で不思議だったのがここ。「寛永通宝」と書かれた銭形。ひと昔前は銭形といえば、ルパンか平次だったけど😄 砂浜に書かれた巨大なお金のカタチ、コレ見るためだけに山に登らなければならない。で、銭形見たからってお金持ちになれるわけでもない。まぁ今では影もカタチもないデジタル通貨なるもので人を騙眩かすヤカラもいるが。
「意味わからん」と若い時から思ってた砂でできたサンド通貨。四国の人は「寛永通宝」が楽しいんだろうか、なんなんこれって。「珍百景」なんてあるけど、地域ごとにわけわからないものって存在してるもののひとつ。
この銭形はここに赴任してくるお役人さまのために作られたそうだけれど。貨幣なんて、つい最近までは日本ではお金の代わりをお米がしていた。だから加賀百万石の大名なんて言われてたわけだから。お金って「私の代わりにこれやってくれてありがとう」という迷惑料の代わりだからなぁ。
意味わからんもんを大切に
私なりに考えると今のお金の制度は本来は日本には必要ではあまりなかった。だけど他の地域と交易するために必要になってきた、だから平家の時代に平清盛はわざわざ中国から中国のお金「宋銭」を輸入して、それをお金として日本にも流通させた。
その後、そのシステムが都合がええからと「寛永通宝」なんかのお金を使って、ものを売買するようになった。考えてみればその「宋銭」が渡ってきたのも瀬戸内海の湊だしなぁ。銭形だけれど、砂で出来てる。だから崩れる。砂の城みたいなもん。まぁ貨幣価値なんてそんなもんかもしれないけれど。
波でさらわれてもいないし、風で崩れていない。中国四国の瀬戸内は穏やかな気候で暮らしやすい地域ではあるけれど、でも台風もくる。そう、こっそりとそれを守っている地域の人たちがいる。壊れたところは治すという。
観光地だけどおみやげ屋さん一つない
銭形で言えば、銭形平次は潔い日本的な敵の捕えかた。寛永通宝を投げるのは、それを拾った人が使えるというというリサイクルが出来ている。ルパンの銭形警部は鉄砲で撃ち敵を威嚇する、と言ってもルパンを捕えきれないところが日本的だけど。
ちなみに寛永通宝は今の貨幣価値でいうと100円から500円玉を投げる感じ。江戸時代、寛永通宝1個でお茶屋さんで看板娘からお団子ひとつもらったり、出来たそうだから。そのお茶屋さんすらない潔さの寛永通宝の銭形、ぜひあなたも。
物語がある父母ヶ浜
銭形と一緒に観て欲しいのが、かつては日本の浜はこうだったんだろうなぁと思わせてくれる「父母ヶ浜」潮の満ち引きで美しい海岸線美をみせてくれる。日本の沿岸がどこもそうであるように埋立地にして、土地利用しようと。それを地域の人たちの手で守りぬき、今も大切に沿岸を清掃整備されている。
日本人ってすごい、よなぁ。誰に言われるわけでもなく自分の周りの自然をめでて大切にする。
海を渡るようなカタチでできた浜と海に映るシルエットが、なんとも素敵で。団体バスで台湾からのお客さんがたくさんいて、みんな海で写真とってる。
父母ヶ浜 〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙273−1 24時間営業中