京都のお花見といえば
一時期仕事で関西のお花見の名所を巡っていたこともあり、よく聴かれるのが「関西で一番のお花見場所は」「京一番のお花見場所は」。
関西人のお花見って、あんまり桜の木の下でどんちゃん騒ぎ、カラオケなんてみなかった。関東のお花見はブルーシートで陣取って、宴会騒ぎ、木が痛むのも御構い無しに枝の下でBQ。関西のお花見でBQの光景をよくみかけるのは他から移り住む人が多い芦屋川の桜くらいですね。
なんでいきなりこんな関東人が聴いたら嫌がることを言うかと。だってエスカレーターだってどちらに立つかで関西と関東は違う。味だって薄味と濃い味。大陸人と台湾の方も違いますけどね。なんにせよ郷に入れば郷に従うって人として当たり前だけれど、知らんけど。
全てが違うのにまるで関東のテレビ局が偉いのか、従えと言わんばかりの偏向報道。お花見はイベントと化してどんちゃん騒ぎ報道。関東の人は祭りとかをイベントと考えてるんでしょうね、神さまによろこんでいただく神事であることを忘れている。人って映像で見流すだけで、それが脳に焼き付いてしまいます。お花見のわびさびなんて微塵もない、それでいいんだってなるんだよね。
地域ごとの決まりごとがあり、地域ごとの風習に従ってきたのが日本民族。なんで中央から指図される羽目に落ちたの。それを嫌がる勢力が存在するのもわかるけれど。それがグローバリスト? 知らんけど。
京都のお花見でおすすめする場所
私が京都のお花見でおすすめするのがここ平野神社さんの桜苑。お隣の北野神社さんにはお花見の元祖、梅苑があります。まずお花見は2月に北野さん行きはって、その後3月下旬から咲くしだれ桜を観に平野さんですね。両方とも花を守るために寄付として入苑料が必要になります。
桜の季節は、大きな道路でバスで来られるときはこちらからかなぁ、西大路道の鳥居⬆︎からは入園料を支払わないと入れません。まぁわざわざ春のいい季節、平野さんに来られて桜の庭園を観ないなんて、ひねくれもんですが。「さすが立命側の鳥居は朱色じゃなくて赤く見える」と同大の友人は言い放ち十字をしめし、笑いました😅
2024年は1回きりの入園料金は500円でした。何度も観にきたい人は春の間のパスが1500円でした。
北野神社さんからポコポコ歩いて来られる方は東の鳥居⬆︎ですが、こちらは桜の季節でも、普段とかわらず入門できます。そして御神殿までたどり着けます。社務所前の向かい側が桜苑の入り口になります。桜茶と和菓子のお接待も受けることができます。祇園のしだれ桜とおんなじしだれ桜が目に入ります。
桜苑の中は飲食自由です
基本、神社さんの境内で飲食飲酒はお祭りではない限りご法度です。よく注意されている外人さんもみかけられます。京都のお祭りをどんちゃん騒ぎとしてマスゴミが扱ってきたせいか、民度が低すぎる変なやからや不良外国人が多くなってきて、平気で神社境内でお酒やジャンクフード片手に入ってくる。
挙げ句の果てに放尿事件まで。さすがに業を煮やした人たちが、お祭り期間中飲酒はご法度と。2024年の祇園祭からお酒を飲んでの観覧とかは、白い目でみられますよ、ご注意ください。また京都市内を流れる一級河川 鴨川と高野川の一定の区域においては、京都府鴨川条例に基づき平成20年からBQバーベキュー等火気を用いて食品を焼くこと全般を禁止。中止命令に従わない場合は、5万円以下の罰金が科せられます。
桜苑の中では飲食できます。特製の桜ビールで乾杯しかし桜の花さくときは、平野さんの中でお花見ができ、桜ビールなんて飲めてしまいます。
さすがにブルーシートでカラオケ宴会なんて人はいませんが。お茶屋さんの重箱持ってお酒持っての宴会お花見なら、京都なら碁盤の目からは離れますが、背割堤の大桜のトンネルですね。
そして桜と共にわびさびを味わいたいなら、ここ平野神社さんか醍醐寺ですね。どちらもソメイヨシノだけの開花情報に頼っているとしだれ桜など見頃を逸してしまいます。
しだれ桜はソメイヨシノではないので、花の開花がソメイヨシノがその地域で咲く時季よりも早く咲きます。平野さんのしだれ桜を鑑賞されるのであれば、早めのお花見が良いかなぁ。今回掲載の平野さんの写真は令和6/2024年4月3日のものです。
延暦13/794年桓武天皇の平安京への遷都の際、今木神 /いまきのかみ、久度神 /くどのかみ、古開神/ふるあきのかみ 、比賣神/ひめのかみを遷座したことに始まる平野神社。代々の朝廷から格別の崇敬を受ける二十二社にも選ばれています。
〒603-8322 京都府京都市北区平野宮本町1 開門/6時から17時
https://www.hiranojinja.com/
アクセス/阪急・嵐電「西院」駅から30分。市バス203 北野天満宮・出町柳駅・銀閣寺行き「北野白梅町」から徒歩8分