うぉんぜん→おんぜん→おんせん
九州は旅の楽しみの一つにどこに行っても「温泉」で身体を休められるところ。九州どこにでも温泉が湧いている、そんな感じ。
キリシタン殉教碑
その「おんせん」の言葉の始まりを知っていますか。良質の温泉水を湧き出す「うんぜん」が、そうした泉の名称となったというのです。今では九州の温泉地の代表格といえば別府・湯布院ですが、それは意外と最近のことです。
ちなみに雲仙温泉郷の小浜温泉も、アメリカ大統領に黒人のオバマ氏がなった時に、マスコミにもてはやされました、、しかし時代はSNS、YouTube、もうテレビは終わってましたね。
この人ダァれ
同じ被爆地・広島におーばまさんが来られた時に、少し失礼な態度だったのでねぇ。それに長崎はどうなんですか、大統領、プロテスタントとカトリックは未だに喧嘩してるんでしょかねぇ、WASPさん説明してくれませんか。
♨️マークは別府、温泉の元はうんぜん
私が北九州戸畑にいた子どもの頃、湯布院は九州の温泉地としてそれほど有名な温泉地ではなく、阪神タイガース・日本ハムファイターズ・広島カープで活躍した江夏豊投手が、シーズンオフに温泉治療でこの由布院をよく訪れていたことからスポーツマスコミに載り、一気に名前が全国区になったと聴いたことがあります。同じようにマスコミによく取り上げられていた黒川温泉もそうですね。
九州の温泉地で一度は行っておきたいのは、ここ「温泉」本家の雲仙温泉郷。そして「温泉」元祖の別府温泉、そのお隣り湯布院、その奥の阿蘇温泉郷。その次に霧島温泉+指宿温泉がベスト3を争うのでは。地獄でいえば、阿蘇の地獄温泉も良いですよ↓。
細川の隠し湯地獄温泉
薩摩藩にも温泉はあるのにわざわざここへ
薩摩藩が外国との戦いで傷を負った兵士を藩費で治療に向かわせたのが、ここ雲仙。あ、その戦った国、戦後賠償してくれましたっけ？ 温泉代払ってくださいね。島原半島の真ん中に位置する雲仙岳は、ここ雲仙地獄を散策すると、あぁ地球は生きてるんだと実感します。ゴーゴーと音を出しながらたちばな湾の水、地下水を温泉として噴出してくれている。それを使って人間は癒されるんですね。
日本一熱い温泉町オバまの小浜温泉
島原半島には有名な三つの温泉地があります。海岸沿いの小浜温泉、山の上の雲仙温泉、そして島原温泉。この三つは橘湾の下にある同じマグマだまりから、噴出しています。また泉質にも違いがあります、透明温泉や白濁した湯だったりと。雲仙温泉郷にある旅館のお風呂はそれぞれが違う泉源です。お湯はこの地獄谷からパイプ↓で引いていますよ。
泉質は硫酸酸性の硫黄泉で、強い酸性。温泉の最高温度は98℃で主成分は鉄イオン、アルミニウムイオン、硫酸イオン。リュウマチ、糖尿病、皮膚病に効果があると言われています。
雲仙岳の呼吸
地獄谷とか○○地獄は温泉地にはよくある地名です。「雲仙地獄」はそんな中でも散策できる地獄です。地獄の中には人間の身体に悪さをするので、死の散歩はシャレにならないので立入禁止が多いですね。山登りの途中で、この地獄を散策している方も多いです。さっと名所を観て歩いて1時間はかかりますし、そこそこの距離もあります。
途中温泉たまごは必須。地獄内での温泉卵販売所では一番大きなのが「雲仙地獄茶屋」さん。5こが400円。1個食べたら1年長生きできるというのが言い伝え。卵を買って前にある「雲仙地獄足蒸し」で一服です。この辺り猫が多いのは犬好きな私は気になりますが。
雲仙地獄足蒸し
白い煙の方が気になる人も多いですが、横で「この空気吸っていてもいいの？」と言ってましたから。これは硫化水素が地表面を溶かして白い泥にまでして噴き上げているからです。白い噴気が一面を覆いますから「地獄」と呼ばれる所以なのですが、、ツツジが咲き乱れ、紅葉の時季の雲仙は綺麗です。それにネコ生きてますしねぇ😀 猫の祟りは怖いと言いますが、日本人から恨みをかうと地獄に落ちますからね、他国のかたご用心を😇
雲仙地獄 長崎県雲仙市小浜町雲仙
