積丹半島の先端はもう、驚きの絶景カムイ岬@北海道積丹半島

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カムイ岬@北海道積丹半島

シャコタンブルーの奇岩

「カムイ」とはアイヌの人々の言葉で「神」を表します。このカムイという名が付けられている岬が、北海道積丹郡の突端にある「神威岬」。80メートルの海蝕崖が日本海に向かって伸びています。神の住んでらっしゃるところですから、人を本来は受け付けないような気が漂います。岬の向こうには奇岩がそそり立ちます。「カムイ岩」と呼ばれる、ローソクのようなカタチをした島です。

大海原へとダイナミックにせり出した神威岬の先端までは、女人禁制の門から約770m先。今では女性も岬の先まで行けます。ただし靴はアスレチックシューズの方が良いかと。積丹半島は半島自体が秘境のようなところです。気軽な気分では訪れない方が良いかと。カムイ岬@北海道積丹半島

両側に日本海の雄大な眺めが広がる遊歩道「チャレンカの小道」を登ったり降りたりしながら20分ほどで周囲300度の丸みを帯びた水平線を見ることができます。積丹半島の先端はもう、驚きの絶景です。カムイ岬@北海道積丹半島

所要時間は最低でも1時間はみておいてください。吹きっさらしの岬のまだ先、ですからウィンドブレーカーなどの風よけを持参された方がいいです。また突風で帽子を飛ばされたりしている人もいました。飛んで行くともう、そこは断崖絶壁です、取りに行くなんてことはできません。ご用心。写真の水平線に見えるのはいか釣り船のあかりです。カムイ岬@北海道積丹半島

神威岩は高さ40m、1周約50m

島の岩の高さはだいたい14-5階建てのビルの高さです。

ここを訪れるのには長い道のりがあるので、観光ではメインがここで、あと余市でニッカのウィスキー工場やこの周辺はブドウ園がありますから、ぶどう狩りなどの観光で1日の予定が終わるという感じでしょうか。

積丹半島は何度か訪れたことがあるのですが、初めて訪れたのは1996年。その時は国道229号線豊浜トンネルが崩落事故でたくさんの方がお亡くなりになり、交通が寸断されていた時です。その時に半島がぐるりと回れると思うこと自体間違いなんだなぁと。紀伊半島でも台風がくれば海岸沿いの国道は走れません。旅をする時には、天気図を見て何かおかしいなと思ったら危険を回避する。スマホは災害のあとは便利ですが、そこまではAIは教えてくれませんから。カムイ岬@北海道積丹半島

神威岬入り口にはゲートがあり、時期により開閉時間が変わります。下記の時間が開いています。神威岬は遊歩道の先端まで往復40分はかかりますから、閉門時間をご注意。女人禁制の門からの景色でも十分楽しめますが。女人禁制の門及び入口ゲートの開閉時間は、天候(雨・風)の状況により変更になるそうです。

4月 開園時間 8:00~17:30(入園時間 8:00~16:30)
5月 開園時間 8:00~18:00(入園時間 8:00~17:00)
6月 開園時間 8:00~18:30(入園時間 8:00~17:30)
7月 開園時間 8:00~18:00(入園時間 8:00~17:00)
8月~10月 開園時間 8:00~17:30(入園時間 8:00~16:30)
11月 開園時間 8:00~16:30(入園時間 8:00~15:30)
12月~3月 開園時間 10:00~15:00(入園時間 8:00~14:00)

神威岬のある積丹半島へは、夏期限定で札幌から高速バスである「高速しゃこたん号」が運行しており、3時間程度で行くことができます。またJR余市駅からは4月下旬~11月上旬の期間、神威岬行きの中央バスが運行、1時間半でアクセス可能。

神威岬〒046-0321 大字神岬町カムイ岬@北海道積丹半島

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