回帰桜〜醍醐の桜@岡山県落合真庭

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醍醐の桜,岡山県真庭市

既存の体制を壊す

桜の花は軍の象徴と言われて、切り倒されていた時代もありました。既存の文化や体制を破壊することは良いことなんでしょうか。「靖國で会おう」と日本国存続のために命をかけてくださった方の集まる靖國神社には、桜がたくさん咲きますよね。東京のソメイヨシノ桜の開花の標準木は靖國神社にあります。靖国神社桜

国を護ることを軍国主義だと言い、他国へ日本を売ろうとする行為の人たちもいることは事実。これ多様性ですよね😄 自分の国を崩壊させて、じゃぁどこの国にするおつもり?? それはね、、だょね。日本の象徴は桜です。それが悪いんですか?

靖国神社桜

靖国神社@東京

今でこそ、桜といえばソメイヨシノです。これクローンで遺伝子組み換えです、子どもつくりません、だからリベラルな人たちにとっては都合の良い植物ですね。種、民族滅亡ですからね。不思議なんです、多様性とか言いながら、クローンんはダメだとか、なんかよくよく聴いているとおかしいいんです、幼稚園児の言うことより変なんです😊醍醐の桜

自然とは雄大ですよね、だから神

桜の話から変な方向へ行っちゃいました、ごめんなさい。ソメイヨシノは江戸時代に人工的に東京で造られた桜です。接木という園芸手法がありますが、早く花を咲かせるために台木を使って、桜を創造したんです。根っこは台木ですから、成長度合いも違うんです。だから寿命が短いとも言われています。ただ中には、大樹になるソメイヨシノさんもいますよね。これ自然界の当たり前ですよね、個体により寿命は違う。

ソメイヨシノとは別の桜が日本には古来からありました。古今和歌集にも桜の歌ありますよね。『ひとめ見し君もや来ると桜花 今日は待ちみて散らば散るなむ』紀貫之。待ち人が来てから、それまで桜よ待ってくれと。それがヒガンザクラ、オオシマザクラ、不断桜などいろんな桜たちですね。江戸ソメイヨシノではなく、江戸彼岸桜ですから。日本のお墓の近くには桜が咲いていたわけですよね。だから「桜の咲く靖国で逢おう」と約束したんですよね。

醍醐の桜

醍醐の桜の周りもお墓があります、この年は花のつきが悪い年

子どもの頃にお墓に手を合わせに行くと、桜が咲いていたんです。それが当たり前の情景でした。だから、神社にも桜が咲いていたりする。神社って、何を祀ってありますか? 死んだ神さまですよね。これを外国人は宗教だと言う方もいますが、日本人にとってはお墓みたいなもんです、ピラミッドとおんなじ、単に敬う心であり氣持ちであり「まんまんちゃんうん」と拝む対象でしかないんです。

ピラミッドもライオンが護ってますよね、日本ではライオンの代わりに狛犬が護ってます。これも人として考え方はおんなじ、他民族に荒らされたくないおもひ。古来日本では犬は霊力を持ち、使えた人を守ると言われているから。これを破ると、祟りがくるのです。それが分からない民族がいるのも不思議です。まぁ日本には呪い殺すという秘法があることを知らない人も。ワラで編んだ人なんて、日本民族にしか理解できない領域ですからね。醍醐の桜

一千年以上も桜を護り続けた国

日本では自然も神です。だから原生林として厳島、大三島が瀬戸内海には残っている。樹齢一千年なんて当たり前の樹木が存在して居る国が日本です。巨木という概念も、日本独自のものかもしれません、そしてその樹木に神が宿るという考え方。素晴らしいですよね。自然崇拝なんて呼ばれてますが、ごく当たり前として古来から日本民族はそうしてきたのです。食べるお米一粒にだって七人の神様が宿ると考えてる民族ですからね。醍醐の桜

桜の巨木を観に旅したことがあります。そんな中でも、すごいなぁと思ったのが岡山の落合にあるこの桜です。「醍醐の大桜」と呼ばれ、後醍醐天皇が隠岐へ流刑となるときに、振り返りながらご覧になられたと呼ばれている桜の巨木です。推定樹齢千年、根元の周囲がなんと10m近くあります。高さは18mにも達します。こんな大木になる、ソメイヨシノはありませんから「これ、桜?」と聴いてる人もいるくらい。醍醐の桜

同じように「見返り桜」というネーミングで、人が振り返りながらご覧になられた桜が日本各地に存在します。写真は越前加賀藩の前田候が上洛の際になんども振り返りめでたことから「清水の見返り桜」↓と呼ばれています。アズマヒガンの一種で、三、四分咲きのころ燃えるような真紅の塊となる珍しい桜で、他には比類のない巨木です。@滋賀県マキノ町しょうず。

清水の見返り桜

滋賀県マキノ町

阪神淡路大震災の後

私は【全壊証明書】なるただの役所のなんの役にもたたない書類を持っています。そして途方に暮れていたとき、旅したのが「醍醐の桜の巨木」でした。それまで何度か人に誘われお花見をした巨木です。一時期花のつきがわるい年がありました。どうしても年老いてくると、花のつきがわるくなります。ただこの醍醐の桜は、不死鳥のように復活して花を力強くつけることでも有名です。岐阜県根尾の「薄墨桜」とおんなじです。それは地域の方々のご尽力のたまものではありますが。

根尾の薄墨桜

根尾の薄墨桜

木を切てはいけないと自然団体が糾弾するからスギヒノキは切らずに野放しにし林業が衰退、それで山崩れや花粉症なる病気ができてしまう。自然とは人間の手で守られているから、日本の自然は美しいのだと。私たち日本民族は次の世代のため、また次の世代のためにこうして巨木を護ってきたんですね。強靭な力を与えてくれる桜ですので、皆さんもぜひ一度ご覧ください。初掲載・令和7年3月9日醍醐の桜

醍醐の桜〒719-3157 岡山県真庭市別所2277

各年別開花情報 

令和6/2024年 3/31 開花 4/3満開4/10 散り始め 

令和5/2023年 3/23 開花 3/27満開、4/6葉桜

令和4/2022年4/1開花 4/4満開 4/9散り始め

令和3/2021年3/23開花 3/28満開 4/1葉桜

令和2/2020年3/25開花 3/31満開 4/10葉桜

平成31/2019年4/4開花 4/7満開 4/12葉桜

平成30/2018年3/29開花 4/1満開 4/10葉桜

平成29/2017年4/2開花 4/10満開 4/19葉桜

平成28/2016年4/1開花 4/4満開 4/14葉桜

平成27/2015年4/1開花 4/4満開 4/14葉桜

平成26/2014年4/2開花 4/15満開 4/21葉桜

平成25/2013年3/29開花 4/4満開 4/14葉桜

平成24/2012年4/13開花 4/17満開 4/25葉桜

平成23/2011年4/9開花 4/14満開 4/22葉桜

平成22/20104/4開花 4/7満開 4/22葉桜

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