三柱鳥居の謎@太秦木嶋坐天照御魂神社

更新日:

三柱鳥居の謎

多神教国家の日本

三柱鳥居は、鳥居を3基組み合わせたものをいいます。3つの組み合わせなので、その形は正三角形。隣り合う鳥居同士が柱を同じくしますので、柱の数は3本になるんです。鳥居の定義とされる神域と人間界との結界で神域への入口を示すものとは、少々異なるようですね。京都の太秦という一帯は、聖徳太子の良き補佐役として日本の礎を作った、中央アジアからの渡来人とされる秦氏が本拠地としていた土地。三柱鳥居の謎

景教・キリスト教を日本に持ち込んだのは、秦氏の一族で間違いないと言われていますね。秦氏までにも、日本にキリスト教が来ていたかもしれませんが、しっかりとした形での伝来は秦氏からだったと思います。そして秦河勝から聖徳太子に他のアジアの宗教とともに教えが伝わり、日本固有の神道と仏教が共存できるようにして、太子と秦河勝は弥勒菩薩がご本尊となるミトラ教をも同化させていったものと思われます。この神社の近くの広隆寺は日本人なら誰でも知っている弥勒菩薩像がありますよね。三柱鳥居の謎

聖徳太子が建てたとされる法隆寺は、仏教の施設と皆さん思われていますが、実は景教の十字架も隠されています。そして聖徳太子は、日本古来のアニミズムから発展した神道、そして仏教、それにキリスト教と数多くの宗教がどうなるか? を知って居たから、宗教戦争が起こらないように考えたのが「和をもって尊し」と。三柱鳥居の謎

秦氏はイスラエルの失われた十支族だとする説もあり、そうならユダヤ教に関しても秦氏から太子に情報が入っていたことでしょう。神社の灯篭に五芒星が彫られていたり、日本とイスラエルの祭事が酷似していることなど、祇園祭の山鉾にペルシャの絵が描かれていること。なるほどと思えることが少なくありませんね。遠く東の果てにやってきた十支族の民たちが、自分たちの文化の痕跡を異国で残す苦心の結果だったのかもしれません。三柱鳥居の謎

三位一体の三ぼん鳥居

三柱鳥居の形状の意味に関しては様々な説が存在しており、まだまだ謎もままになっています。湧水地の上に建っている事の多い三柱鳥居は、湧水を神格化した意味があると言う人もいますし、宇宙を意表す中央部の周辺に建つ柱は、宇宙の神々を意味すると考える人もいるようです。今は、水がなく土の上に立っていますが、その昔は湧水がわいており、元糺の池と呼ばれていました。「元」という名は、下鴨神社に「糺の池」が移されたから。土用の丑の日、この池の水に手足を浸すと、一年間、無病息災で過ごせるといわれ、現在でも毎年、土用の丑の日に人工的に水を満たして禊ぎが行われています。三柱鳥居の謎

三位一体という考えがキリスト教にはあります。キリスト教会でよく聞かれる「父と子と聖霊の名によって洗礼を授けなさい」マタイによる福音書 28章19節から。「父、天上の神とその子イエスと聖霊の、、」の三体が同一であるという。景教では「父なる神を妙身、御子を分身、聖霊を証身」と。父、御子、聖霊の三本の柱が上でつながっていることを意味しているのが三つの鳥居。

鳥居を三つ組み合わせた体で、中央の組み石は本殿ご祭神の神座で宇宙の中心を表していて四方から拝むことができるように建立されて居る珍しい鳥居。これ日本的な鳥居とは違いますよね。創立は不詳で、現在の鳥居は今から300年前の享保年間に修復されたものです。三柱鳥居の謎

一説には13000年前に日本に伝わったキリスト教の一つの派であるネストル教の遺構ではないかとも言われています。三柱鳥居の謎

三位一体はキリスト教の新教プロテスタントでよく耳にする言葉ではありますが、キリスト教の始まりから三位一体はいわれていました。現在の歴史上、日本にキリスト教が伝来したのはプロテスタントも始まってからですが、もっと以前に景教を信じる人たちが日本にも居ておかしくはありません。そうでないと、なぜ神社に十字架の紋章があったりするのかが説明つかないですからね。三柱鳥居の謎

京都の太秦は少し京都っぽくない

えぇ格好しいぃの京都の方、でも太秦は安いスーパーがあったり、京都のイメージが少し変わります。嵐山へ行く路面電車が走り、のんびりとした雰囲気の街です。そこにあるのが木嶋坐天照御魂神社/このしまにますあまてるみたま、蚕ノ社神社はそれほど大きくはない、あなたの街にもあるような神社です。三柱鳥居の謎

創建年は不明『続日本紀』の大宝年間の701年4月3日の条に神社名が記載されています。雄略天皇の御代の1500年前にはた氏の諸族が絹を生産していて「兎豆麻佐」の姓を賜り、この地を「太秦」と言ったと伝わって居ます。

本殿の右側にある蚕養神社・蚕ノ社は養蚕、織物、染色の祖神を勧請されたものです。

祭神は次の5柱

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
大国魂神(おおくにたまのかみ)
穂々出見命(ほほでみのみこと)
鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)

このしまにますあまてるみたま神社 〒616-8102 京都府京都市右京区太秦森ケ東町50−1

-
-,

Copyright© 旅に出ようGo to JAPAN , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.