
清水寺を守護する、謎に満ちた地主神社
京都の町は四方を山に囲まれた盆地。その中で東山の蓬莱山、音羽山は、パワースポットとして有名です。奈良時代末期に賢心というお坊さんが、「北へ清泉を求めていけ」と告げられたどり着いた場所が現在の清水寺「音羽の滝」と呼ばれています。その清水寺の舞台奥に位置するのが「地主/じしゅ神社」。修学旅行シーズンにもなると、この神社は賑やかになります。
なんといっても祀られているのが縁結びの神さま、大国主命/オオクニヌシノミコト。あの因幡の白兎を助けた心優しい神さま。【縁】の文字をあなたもご覧になられたことが。鳥居をくぐれば、笑顔がステキな地主神社」の主祭神・大国主命がおむかえしてくださります。
境内がまるでテーマパーク
境内はさほど広くはないですが、いつも人、ひとで活気が溢れています。一番人気が本殿前の「恋占いの石」。縁といえばパートナーの良縁。10メートル離れた場所に二個の石があり、片方の石から目を閉じたまま歩き、反対側の石に無事にたどり着けると恋の願いが叶う、というおまじない。ただたいへん混雑しているので、友達に見守ってもらってた方が良いかも。
一度で石に辿りつけた人は、恋が早く成就するとか。この石ですが、縄文時代京都盆地は湖でしたが、この「地主神社」がある蓬莱山が浮島となっていたそうです。ですからここが「不老長寿の霊山」として信仰を集める理由になったとか。
日本原始の神がまつられている聖域として、この石は縄文時代の遺物として実はあるのです。
古くからあるおやしろ
神社としての創建時期は不明で、平安時代よりも古く、日本国家が誕生する以前、神代とも言われています。本殿は寛永10/1633年に徳川家光が再建したもの。拝殿・総門・境内地と合わせて国の重要文化財です。
「恋占いの石」とともにお勧めスポットが本殿前にある「祓戸大神/はらえどのおおかみ」。厄や悪運を取り除き、清らかな心を授けてくれる神さまです。祓戸大神の持つ水晶玉に軽く手を触れて、開運を祈りましょう。
地主神社 開門9時00分~17時00分
京都府京都市東山区清水1丁目317
