不思議な気持ちになるユダヤ系賀茂氏の京都賀茂別雷神社@Kyoto Japan

更新日:

上賀茂神社

不思議な気持ちになる神社

京都に観光に来られた方なら、京都市内を北から南に流れる鴨川を目印にされる方も多いと思います。桂川の合流点まで23km、そして京都の大学生カップルのお散歩コースでもあります。夏は川床ができて、そこで飲食をして、川に降りて堤に座ってと。鴨川@京都四条

その鴨川上流にあるのが上賀茂神社と下鴨神社。でも誰でも知ってる名前は通称名で、本当は『賀茂別雷神社』『賀茂御祖神社』。どちらも「賀茂」と本名は書きます (⌒-⌒)全国各地にも賀茂社の末社は約1000社ありますが、その神社も「賀茂」「加茂」「鴨」と好き勝手に使われていて、当て字だったんでしょうかなぁ。上賀茂神社パワースポット

そして通名がいつしか定着してしまったと。通名というのはよくある事です、私の仕事関係の方で本名は「萩野/はぎの」さんなのに「荻野/おぎの」さんで通っている人がいらっしゃいます。こちらは大間違いの通名ですが。

黄金の国ジパングには、金銀だけでなく鉱物資源が豊富にあり、それは他国から見ればうらやましい国であったわけです。それが証拠に奈良時代にあんな巨大な大仏像を生産した銅で造れる技術力は世界で日本だけ。そしてそれを求めて他国からこの国に渡ってきた人たち。その一族が賀茂氏と言われています。帰化人でユダヤ系の人たちだと言われています。

上賀茂神社パワースポット

賀茂別雷神社にはパワーポイントがいくつかあります。その内の一つがここ

え?? 中国人や朝鮮人じゃぁないの? と思われる人もおられるでしょうが、それは教科書にはそれっぽく書いてあるからです。縄文時代の埴輪にも、ユダヤ人のお顔をした埴輪が出土しています。2000年以上前から、この日本にもユダヤ系の人たちはいたのです。

日本民族は色々な国からの血が混ざっているわけですね。そしてそうした人たちは、この土地に合うように同じような感覚になっていったと私はおもいます。1000年以上前から中国大陸や朝鮮半島から渡ってきたであろう人たちも、おんなじですね。上賀茂神社

雷さまの神ではなく自然全ての神さまを祀る

古代氏族である賀茂氏の氏神を祀るのがここ賀茂別雷神社、通名上賀茂神社。造られたのは天武7/678年。奈良時代には賀茂社は強大な力をもち、平安遷都後は、朝廷・天皇家と深い関わりをもち、天皇の身に危険が及んだ際は賀茂社からその繋がりのある場所へと天皇を逃すという役目まで担っていたと言われています。

京都御所の後ろ盾のような場所に位置するため、京都の街を守るための祈りの土地でいくつかのパワースポットがあります。今では上賀茂神社の象徴でもあるふたつの「立砂/たてすな」。本殿がなかった時代の祭場のなごりだそうです。陰陽思想の影響から、立砂の頂上には陽の3本の松葉と陰である2本の松葉が挿してあります。鬼門にまく清めの砂の起源と言われているのがこの砂のお山です。私はこの立砂を見た時にアメリカドル紙幣の裏に書かれている、そうピラミッドと目のマークだとおもいましたが。

上賀茂神社パワースポット

「立砂」盛砂ともいい、たつとは神様のご出現に由来した言葉。最初に降臨された本殿の北北西2キロ奥にある円錐形の美しい神山にちなんだもの、一種の神籬/ヒモロギ、神様が降りられるよりしろです

こちらも通名「葵祭」加茂祭

源氏物語にも「葵祭」を牛車で見物に行く場面がありますよね。そんな時代から豪華絢爛だった「葵祭」の行列。はじまりは、欽明天皇の6世紀の時代に、自然災害が多発して飢饉が起きたために。朝廷から賀茂社へ勅使を送りお祀りをしたところ、天候は劇的に好転したといいます。上賀茂神社パワースポット

そして5月の上賀茂神社と下鴨神社の例祭「賀茂祭」には、天皇から勅使が送られて、天候の安定と五穀豊穣で人々の幸せを願うところに。お祭りの当日は天皇の代役である勅使が祈りの詞/ことばを伝えると、聞き入れたことを神様に代わって伝える「返し祝詞」が、神様が降臨した「岩倉」である神社境内の「岩上/がんじょう」↑写真で上げられます。この岩がパワースポットとして人気があります。上賀茂神社の森

自然環境がパワースポット

神社境内は広大で、下鴨神社と同じように小川が流れて、樹木がしげる境内を散歩するだけでもパワーが充電できてるなぁと気がする場所です。お参りをして、ゆったりとお散歩して、気を晴らしてください。

賀茂別雷神社の一番のオススメは、社務所にて「国宝本殿への特別参拝」をお願いして、本殿・権殿とそのお庭に佇んで心を癒されること。受付時間は午前10時から午後4時まで。大人500円。上賀茂神社パワースポット

賀茂別雷神社/上賀茂神社〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山三三九

上賀茂神社パワースポット

あるひとにとってはここもパワースポット

 

-
-,

Copyright© 旅に出ようGo to JAPAN , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.