最強パワースポット神秘の三大神滝のひとつ金運アップの布引の滝Go to KOBE

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最強パワースポット神秘の三大神滝のひとつ布引の滝Go to KOBE

日本三大、神の宿る滝、金運が良くなる滝

日本には三大なに何という名所が数多くあります。日本三景しかり、日本三大仏しかり、日本三古泉しかり。ちなみに三景は天橋立宮島、松島。三大仏は鎌倉、奈良、神戸。三古泉は道後温泉有馬温泉、南紀白浜温泉。そして、三瀧になんと「神」がつくのが三大神滝。それが那智の滝、華厳の滝、そしてこの布引の滝。歌川広重の浮世絵にも描かれています⬆︎

どちらも古くは修行の場としての滝だったのか、神聖な気があり、ある種覚悟が必要な場所だったためか。そのために滝として有名になり、観光スポットとして古くから人々が訪れる場所に成ったわけです。ここ布引の滝は数多くの歌に詠まれていたり、『平家物語』にも登場します。ただ、那智の滝、華厳の滝に比べると、流水量と豪快さに見劣りするのか、観光客の少なさは否めません。新幹線「新神戸駅」から30分ほど登ったところにあるのですが。最強パワースポット神秘の三大神滝のひとつ布引の滝Go to KOBE

しかし地元では別名、金運が良くなる青龍がのぼる滝とも呼ばれています。この滝を訪れた平清盛公はここ神戸から日宋貿易で富を得ました。

YouTube布引の滝の音 HD動画

江戸時代の浮世絵に描かれた姿はダムのない頃

六甲の美味しい水は【KOBE Water】として船に積み込む飲料水として重宝されている水。これは赤道直下を越えても腐らない水として、船乗りには有名な水なのです。それを蓄えているのが、布引の滝の上流にある【布引五本松ダム】。

五本松滝

幻の五本松滝

ダムが無かった江戸時代はもっと水量は多かったのではとおもいます。それを豪快に浮世絵師は描いたのでしょう。今では幻になった滝もありますが、豪雨の後出現します。その多量の土砂と水が生田川に流れていたわけですから、その下流のいまの神戸の中心地・旧居留地や三宮周辺は洪水が度々起こっていた。布引五本松ダム

おやとい外国人によって造られたダム

布引五本松ダムは明治時代におやとい外国人として来日した東京大学工学部の前進の一つ工部大学校で教えていた英国人ウィリアム・バートン教授による考案。明治33/1900年に日本最初の重力式コンクリートダムとして竣工しました。ここには世界に名を馳せた【KOBE Water】がなみなみと蓄えられているのです。ダムの横ではその水をそのまんま飲めるところがあります。

布引五本松ダム

ロープウェイから

旧生田川は新神戸から加納町の交差点を越えて三宮へ行く太い道路、今のフラワーロードです。道路として埋め立てて、今は新生田川として新幹線の新神戸駅から直線で海に流れています。ちなみに普請した方が加納宗七さんだから、そのお名前をとって「加納町」ですね。

自然を守れとダム反対という人が多い今の時代、ダムもなくそのままの市街地三宮を流れる生田川のままであれば、神戸の中心地・三宮など存在しなかったのでしょうね。

六甲山から何段にも連なった布引の滝

布引の滝は布引渓流にある4つの滝の総称で、かつては滝勝寺の修験道行場として「下界とは一線を画する地」でした。確かに何かしらの気があります。このお隣には弘法大師空海が修行した場所・修法ヶ原もあります。

高さ43mの大迫力でまさに絶景の一言!雄滝の滝が落ちる場所には、流れる水の勢いでできた5つの穴があり、世界でも珍しい自然現象の1つ。この穴は竜宮城に続く道であるという逸話もあります。

雄滝の滝壺近くから見上げるとあまり大きさは感じないのですが、というのも落下する口を観ることができないからで、この布引の滝は段段になっているのです。それをご覧になりたいのであれば、横を走る「神戸布引ロープウェイ」⬇︎世継山にある布引ハーブ園へ。

途中、眼下に布引の滝や布引五本松ダム(重要文化財・布引ダム)などが一望できます。布引五本松ダムへ行くには「風の駅」から下山すれば散歩がてらに行けます。最強パワースポット神秘の三大神滝のひとつ布引の滝Go to KOBE

布引の滝は華厳の滝と同じく、水量が人の手によって調整されています。ですから、水量がどばーっと観たい方は台風シーズンや梅雨時をオススメします。新神戸駅から山登り徒歩で30分です。

まんざら作り話でもないかも

『平家物語』では、平清盛公の布引の滝見物の際に同行の難波経房が悪源太源義平の雷に殺される話しがあります。「鎌倉の悪源太」と呼ばれていた源義平(頼朝や義経らの異母兄)は、非業の死をとげた父義朝のために仇を討つべく単身京に討ち入ります。

しかし捕らえられ、六条河原で処刑されました。首を打たれる際、斬り手の難波経房に「下手な斬り方をしたら、しゃっ面に食いつくぞ」とうそぶき、経房が「斬られる者ができるものか」とせせら笑うと、「いま食いつくのではない。あとで雷神となって蹴殺すのだ」と言い残します。

そして、8年後、経房は布引の滝付近で落雷で死んだといわれています。六甲山は雷さまの通り道とまで地元では言われています。急な雷と土砂降りに、阪神間の人は慣れています。最近では2008年7月28日にこの布引の滝がある生田川の東となりの都賀川で水遊びをしていた子供たち5人が濁流で亡くなる悲しい事件がありました。

六甲山の山の中で降った雨が、六甲の急斜面を駆け降りて濁流となるのです。

布引滝

布引滝は神戸の街のほん間近

自然を甘くみるとしっぺ返し

日本では雷さまも風神さまも、神さんです。人の手では如何ともし難いことが自然界にはあるからです。しかし、手をこまねいて観てるだけが人ではありません。だから川を付け替えたり、ダムを作って水量を調節したりしてきた。

布引五本松ダム

ここの横では神戸ウォーターが飲み放題

それによって、ただの雨水が【KOBE Water】として売れたり、人の命を守り人の住める地域を拡大できたりした。滝のある場所はどこもそうですが、谷間にありますから日陰が多く、湿気も多いために、どこかしら霊気が漂ってたりします。夜に一度登ってみたことがありますが、そそくさと下山しました。おばけ好きな人にはオススメですが、、

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