川の源流へと、40010川
四国で一番メジャーな川、四万十川。またの名を一生で4万回渡る【四万渡川】。「日本三大清流の一つ」とも「日本最後の清流」とも呼ばれています。高知県の西部を流れる全長196kmの四国で一番長い川で、サイクリングコースとしても有名。私も自転車で川を下りました。一番の見所は四万十川の増水時には水の中に沈み、水が引けば再び橋として利用できる沈下橋。 増水時の水の抵抗を少なくするために欄干がないのではじめ渡るときは足がすくみますが😂
四万十川には意外と知られていない秘境があります。龍王の滝、四万十の源流がそうです。沈下橋を観ることだけが四万十観光ではありません。大きな川も最初は小さな泉。四国の深い山々をくねくねと迂回しながら、四万十川は流れていく。四万十川流域で、市町の道路台帳、農道台帳、林道台帳に記載されている沈下橋は47橋あります。
まず出発点として四万十川の原点の源流に登ってみました。そうです、源流は大体山の中にあります。ただ四万十川の源流は近くまでクルマでいけます。山道を散歩して出会ったところは小さな滝のようでした。そのあと訪れたのが大きな滝。
龍王の滝
四国のディープな観光名所・龍王の滝。1300年ほど前、役の行者・小角の修業の地ですから、パワースポットとしても有名です。でも訪れるにはそれなりの覚悟が必要です。国道381号線を走っていると、美味しい物が手に入る道の駅「四万十とおわ」すぎて自転車で5分くらいで滝入り口の看板が。
ここから40分ほどのドライブの間、お手洗いはありません。片側通行で待つこともあります、またくねくね道なので、ほんまにこんな山奥、大丈夫?と不安にもなります。サイクリングコースとしてはいいところでした。
途中で平家の落人の村で二股に分かれますが、ここで道を間違えないようにご注意! 到着しても油断できません。滝までは山腹を降りていかなくてはならず、滑りやすいので登山靴をおすすめします。サイクリングシューズですってんコロリンでした(^○^)
一番古い一斗俵沈下橋
旅人を待ち受けて居たのは、地元のかたが作ったのであろうバカボンのパパが汲み上げる四万十の水。ここの水はほんとに美味いです。バカボンのパパだけでなくバカボンもはじめちゃんもママもどこかにいます、山奥で遭難しないように気をつけて捜してみてください。
四万十川の沈下橋はいたるところでご覧になれます。一番古い橋が「一斗俵沈下橋」壱斗俵集落と米奥集落を結ぶ橋で長さが60.6m幅2m。平成12/2000年12月国の有形文化財に登録されています。駐車場、トイレあります、クルマでは橋は渡れません。