日本一デカイ鳥コウノトリ体長1m越え
マンガ『モーニング』で連載されている『とりぱん』になぜだか小学生がハマってしまい。鳥というトリに興味をもちだした。そのために鳥とたわむれることができる施設などに行って、腕にフクロウやオオハシをのせて貰ったりした。
よくよく考えてみると、私も小学生時代オウムを飼っていて、「ちんちん」「おて」「だめだこりゃ」とか変な言葉を教えていた。これは飼っている犬を困らせるために。鳥好きは親に似たのか、でも生物は隔世遺伝であるから私に似たのではなく私の親に似ているはずだが。
大きな鳥を見て観たい
まぁ好きなもののどでかいのは衝撃度合いが大きいので、「トキやコウノトリを観たい」と言い出した。そんなトキに、たまたまエネオスさんがやっている親子体験プロジェクトで「コウノトリの郷プロジェクト」が目につき、応募してみたら参加が許されて、めでたく大きな鳥とご対面。
日本から絶滅したコウノトリを復活させようと最後の営巣地だった兵庫県豊岡市が取り組んでいる事業。その事業を通じて親子に自然のあり方を実体験してもらおうという趣旨のプロジェクト。コウノトリに会えるまでには、そこそこお勉強の時間が必要だったのだ。
ハチゴロウの戸島湿地
2002年8月5日、豊岡市にある湿田に一羽の野生のコウノトリが舞い降りた。8月5日だからハチゴロウと名付けられたコウノトリ。豊岡のこの地がよほど気に入ったらしく5年近く暮らしていたが、行方不明に。2007年2月に豊岡の山林で死亡しているのがみつかった。
彼のおかげで、市民から以前たくさん生息していたコウノトリをという声が上がり、そして2007年秋に3羽のコウノトリを放鳥。ハチゴロウが舞い降りた湿地帯を整備し、人工巣塔も設置。湿地の名称も「ハチゴロウの戸島湿地」に。今では雛が育ち、コウノトリが普通に観られるように。
あなたの町にも飛んできているかも
コウノトリは行動範囲が広く中国朝鮮半島や日本各地へ飛び回っています。兵庫県には西明石の新幹線の線路の横に人工巣塔があったりします。西明石にはレンコン栽培の湿地があるからコウノトリが飛来するのです。
ハチゴロウの戸島湿地にはコウノトリの飼育施設があり、管理棟・野鳥観察棟、人口巣塔をはじめ、淡水湿地、汽水湿地、山際湿地などの各種湿地が整備されています。コウノトリをはじめとした野鳥の生息拠点と今はなっていて、観光スポットにも成っています。豊岡には城崎温泉という名湯があり、外湯も非常に多くて楽しめます。
ハチゴロウの戸島湿地〒669-6103 兵庫県豊岡市城崎町今津1362