まずその地域の神社さんへ
令和6/2024年元日に起こった能登半島地震。少しでもお手伝いをと向かった2月に、能登半島の付け根の大きな街である七尾市へ到着。
能登半島への入り口ともなる要衝で、能登和倉温泉の横にある街。まずはそこの神社さんへと訪れたのが山王さんの鳥居がある大地主神社/お お と こ ぬ し じ ん じ ゃさん。
奈良時代に能登国守の守護神として鎮座
山王鳥居と呼ばれる、鳥居の上に山が付いていているようなカタチの鳥居がシンボル。近江国の比叡山東麓に鎮座される山王社の総本宮・日吉大社の分霊を勧請して創建された古社。
江戸時代の寛永12/1635年に現在地山王社に、祇園牛頭天王社を鍛冶町より移し、明治15/1882年に山王社と天王社を合わせ現在名の大地主神社に改められました。
ご祭神は日吉山王社の大山咋神オオヤマクイノカミ、祇園牛頭天王社の素戔嗚尊スサノオノミコト、伊許保止命イコホトノミコトの三柱の祭神がお祀りされています。
石川県七尾市最大の神社で青柏祭や祇園祭など七尾市中心地域の祭事の拠点となっています。
震災の影響は
震災から1ケ月ほどした2月2日にお参りさせていただいたのですが、パッと見た感じは、そんなに影響はないのかなぁと思っていたら。二の鳥居の両側の灯篭↑は上の部分がありません。
また狛犬が台座から落ちていたりと。参拝殿も側面にブルーシートがかけてありました。天神さんの鳥居は上の部分が落ちていました。
道を挟んで山王小学校があるのですが、そこは避難所に。まだ上下水道が復旧していなかったので、水の補給所になっていました。
大地主神社 〒926-0052 石川県七尾市山王町1−13