道真公の見返り天神さん、長岡天満宮@京都長岡京市天神

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道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

海ならず たたへる水の 底までも

高貴な身分の人を祀ることがありますよね。【鬼神信仰】と言うものですね。日本だけでなく東南アジアなどにもあります。その高貴な方は、その地域や民族に多大なる貢献をした人を祀るわけです。台湾では墜落する零戦をなんとか人家に落ちないようにとした日本兵をお祀りする廟があります。そこには台湾人の方が言う「大和魂」があるんですよね。

道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

ころなスタイル

ただ【鬼神信仰】には、その時代の権力者が自分たちに不利益な状況なり情報なりを操作するために、そう言うことをしたと言う人もいます。「だから鬼の神さんなんだ」と。天神さんはそうした【鬼神信仰】の代表みたいな存在ですね。中国人や朝鮮人の言う「鬼」と日本人の言うところの「鬼」は全く違いますからね。

長岡宮跡

長岡宮跡

「みな人の心の底の奥の院。探してみれば本尊は鬼」

日本では鬼という考え方は、本来は人であったのに悪縁で散々な目に遭ってしまって人間不信になり鬼になったと考えますよね。『鬼滅の刃』でもそうですよねぇ、鬼になったのも理由があった、元は人であったのに女郎に落ち鬼になった、でも人としての気持ちは残っている、そうでなければ兄弟仲良くしないでしょ。その鬼を退治するのも人だけど。鬼にも柱にも気持ちを寄せるのが日本人なんですよね、親鸞聖人の「悪人正機説」もそうですよね。

錦景苑

錦景苑

清き心は 月ぞ照らさむ

「自分は何もしていないのに、自然の摂理で家が潰れた」例えば私の知っていた朝鮮統一教会の友人だった人が「1995年1月17日の阪神淡路大震災の惨状をサタンのせいだ」と。それで心が軽くなるかい、サタンってなんだ、黒い神さんか、バカじゃないのかと私はその友人に言いましたよ。同じように言い放った政治宗教団体もありました、「今の日本の社会、政治が悪いからだ」と。笑うしかないですよね。人が震災でしょげている時に、寄り添うのではなく、入信させて自分たちの宗教が得に、つまり金が儲かるようにと考えているのが新興宗教と呼ばれるもん。

道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

錦景苑

「まぁ宗教ってそんなもんだよ」と言う人もいます。ただねぇ、人間が考えうる範囲なんてたかが知れてる。だって日本の最高学府と言われ、国費でお勉強させてもらってる東京大学や京都大学で地学や地震学を研究している方が、この30年間に日本で何度も大きな地震が起こったことを予知できた? 少しでも最高の学問なり頭が良いのが、国の役に立った?

人は一人では生きていけない

人には認知できないものがまだまだたくさんあるわけですよね。「人は一人では生きていけない」とよく言いますが、それを絡合/らくごうと言ったりします。日本語の音は素晴らしいですよね、楽な郷、とも取れる笑って暮らせるふるさとですね。周りの人だけでなく、自分のご先祖様や、それこそ日本と言う国を守った人たちに守られているからですよね。どんな時でも、地震災害の時でも、何かしら守られている。

藤原家にめちゃくちゃにされた菅原道真公の人生を知った人たちは、それを次の時代にまで残そうとした。これは【鬼神信仰】とは少し違うとおもいます。ここ長岡京と言う土地柄は、道真公の所領があったところですから、道真公を慕う人々が多かった。道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

我が魂 長くこの地・長岡に とどまるべし

宮廷を思いのままにしていた藤原家の讒言によって、太宰府へ赴く時に立ち寄った長岡京。そこに建つ長岡天満宮さん。この土地の人たちの道真公に対する思いが天神信仰に繋がった。おんなじように太宰府への道すがらに道真公が立ち寄った場所には、天神さんや道真公ゆかりの地名までついた。これが人は一人で生きているんじゃないってことなんでしょ。

また「えにし」とは不思議なものです。長岡京の所領で六歌仙の一人である在原業平と歌のよみあった仲の業平さんは、藤原氏の女性にフラれてこの長岡の地で隠遁生活を送っています。また在原行平・業平兄弟は、道真公と同じく時の権力者によって都落ちして兵庫の須磨や芦屋でも生活をしていましたが、この須磨の地には道真公ゆかりの地名・板宿、飛松があります。同じように行平町、業平町も存在しているのです。道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

道真公無実の後も続く変異

藤原家や皇室に死の恐怖が、この後も続きます。人とは一度、恐怖におののくと、祟りだと。自分もいつかそうなるのかと思った瞬間、頭にインプットされてしまう。イップスとか言う心の中の変な行動ですね。そう自分で思い込み、悪いことが現実になるように自分自身で行動してしまう、それが人なんです。

醍醐天皇は道真公の罪を取り消し無実とするのですが、この負の連鎖は断ち切れません。

保明親王と道真公をおとしめた藤原時平の娘の間に生まれた慶頼王が5歳で急逝。その後、今の国会議事堂と思っていただいてよい議論の場「清涼殿」に落雷があり、道真公の左遷に関係していた藤原清貫、平希世などが即死。雷神を目の当たりにしたショックに、醍醐天皇も寝込み崩御されます。道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

九州へとおともした中小路宗則

道真公の九州への道中おともしたのが、今の長岡天神さんのある乙訓郡開田村の中小路宗則らです。道真公は中小路宗則と別れる時に、ご自分の姿を模した木像を贈り名残りを惜しんだと言われています。この木像は今でも長岡天満宮のご神体でもあります。道真公の見返り天神さん 京都長岡天満宮

境内は広々としています。阪急長岡天神駅から歩くと大きな八条ヶ池の前にある大鳥居がまず目に入ります。平成10/1998年に奉納されたもので、総高9.75m、総重量50tの最近建てられた石鳥居です。道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

美しい八条ヶ池を渡ると、元禄5/1692年に霊元上皇が奉納した石鳥居が出迎えてくれます。ふたつあったのですが、平成30/2018年の台風被害で二の鳥居が倒壊しています、そこには新たなモニュメントができています。道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

その階段を上ると、紅葉が美しい庭園が広がります。そこからもう一段丘に上がると昭和16/1941年に平安神宮から拝領移築された本殿が現れます。道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

キリシマツツジのGW時季が超オススメ

八条ヶ池の天神さん参道には樹高3m近いキリシマツツジが70mほどの距離咲き誇る場所があります。池の周りにもキリシマツツジが咲き、4月下旬から5月GWごろは、人で溢れています。道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

またもみじを愛した道真公の天神さんですから、紅葉シーズンも参拝にはオススメです。紅葉期には期間限定で夜間のライトアップもされるようです、でも寒いです京都の夜は、厚着して。

長岡天満宮〒617-0824 京都府長岡京市天神2丁目15−13

アクセス
阪急京都線「長岡天神駅」特急停車、西口より徒歩10分
JR東海道線「長岡京駅」快速停車、西口より徒歩20分

道真公の見返り天神さん@阪急京都線「長岡天神駅」

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