大阪来たなら、まずココでしょ パナソニックミュージアム、その後ひらパー.Go to トラベルTravel to Osaka

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パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

大阪を代表する人といえば松下幸之助さん

『日本、そして大阪を代表する人をあげてください』と問われたら、やはり松下電器、今のパナソニックをつくった松下幸之助さんでしょう。次に建築家・安藤忠雄さんかなぁ。個人的見解ですよ、ブログですからね。プラモデルやラジコンが好きだった私は、電池は一昔前ならナショナルハイトップ乾電池、今ではパナソニックの充電式電池がなくてはならないブランド商品。もっとも身近なのはシンプルデザインの壁のスイッチ。これを知らない人はいない。パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

昔むかしは、自転車のライトをつけることが大変な時代がありました。というか、ライトをつけても暗かったり。それを松下さんが自転車ライトとバッテリーの画期的な商品を開発して、売り出していた。自転車本体も作っていました、今も電動アシスト自転車を造っていますが。大阪は自転車産業が盛んな土地柄でした。シマノ、前田、吉貝、栄など自転車部品メイカーもたくさんありましたが、今では台湾でこうした部品は作られるようになっているのが少し残念ですが、元は日本のクオリティーが高い技術を移管したんですね。パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

ヘタな博物館行くよりもココが一番パナソニックミュージアム

松下幸之助さんのお考え方の一つに「給料は社会奉仕の報酬」という言葉があります。企業は社会のお役に立つ商品を開発するために存在し、社会に対して人間としての使命を果たすと。パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

松下幸之助さんは色々なカタチで寄付をされていた方でもあります。東京のシンボルとも言える浅草寺の雷門を寄付し、あのどでかい提灯も寄付されています。日頃から『適正利潤は社会のためにあるのだ。日本社会のためにもうけるのだ』と。そして儲けたお金は社会に還元して行く。今ではそれを株主たちが配当よこせと口を挟みそうですが。今日本で儲けられたお金が海外へ流出している現実を、松下幸之助さんだったらどう思うでしょうか? パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

松下電器は子どもの日に、毎年3億円以上、15年間にも児童の交通安全と災害対策に寄付していました。そんな新聞記事も歴史館には残されています。昭和の日本の社会や会社のあり方とは、相互に助ける良いカタチだったのですね。そんな良い日本的あり方が「ハゲタカファンド」とか言われ出したグローバル化時代の荒波と共に吹き飛んだ。

浅草雷門提灯

浅草の雷門提灯は松下幸之助さんが寄贈したもの

【共同体意識】がなくなった今の日本を松下幸之助さんはどう思って観ていらっしゃるのでしょうか。

パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

人を感動させる商品が展示されています

ポケットに入るコンパクトなラジオが欲しいという時代がありました。その時出たのが「ペッパーラジオ」1977年に登場。「軽薄短小」で付加価値を創造する商品デザインの先駆けに。パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

誰でも今では使っているのが配線器具、壁にあるライトのスイッチが並んでるプレート。外側のプレート・モジュールと内側の器具モジュールの二重構造で、今ではこのナショナルのカタチがJIS規格となっています。今のデザインがシンプルなモダンプレートは1986年に発売されて、今ではこれにホタルボタンなども加わって良い感じですよね。

大正昭和のはじめの時代はコンセントや壁のこうしたスイッチ類もなかった時代、天井からの裸電球のソケットを二つにしてそこから電源供給したりしてましたね。そのふたまたソケットを開発したのがナショナルさん。松下電気器具製作所創業当初のヒット商品。実は今だにパナソニック製の二股ソケット販売されています。パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

現物モノを観て、歴史を考える

「パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館」は以前2008年まで「松下電器歴史館」という名前で一般無料公開されていて、今よりも製品の展示数が多数あ理ました。それがパナソニックへの社名変更によって2018年3月に再オープン。映像がメインの展示でいろんなことを考えさせられます。また貴重な当時の商品も展示、それを観てるだけで、楽しく学べます。パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

若い人には知られていませんが、松下幸之助さんは出版活動にも尽力されていてPHP研究所という出版会社があります。「物心両面の繁栄により、平和と幸福を実現していく」意味で、Peace and Happiness through ProsperityのPHP.オープンソースの汎用プログラミング言語ではありません(^○^)

パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

私の駄文とイラストを掲載していただいたことがあり、とても親しみ深い雑誌『PHP』その創刊号

このパナソニックミュージアムがある京阪電車「西三荘駅」はパナソニックの工場と駅前に美味しいパン屋さんがある以外、桜の時季はお花見で美しいですが観光する場所ではありません。このあと観光ならば、京阪沿線でココといえば枚方駅の「ひらパー」です。岡田准一園長さんがお出迎え。ひらパー

もしくは大阪市側京橋駅の「大阪城」かなぁ。おけいはん京阪電車の京は京都でして、京都一番のお花見ができる「背割堤の桜」のある石清水八幡宮駅もオススメです。京の裏鬼門を守護する「石清水八幡宮」が超オススメです。「石清水八幡宮」は松下幸之助さんがよく参拝されていたことでも地元では有名です。

パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館 〒571-8501 大阪府門真市門真1006パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

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