十円玉に逢いにいこ京都宇治平等院鳳凰堂。キテレツおけいはん乗って京都紅葉狩り。@ Kyoto

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十円玉に逢いにいこ京都宇治平等院鳳凰堂。

お札に縁ができるパワースポットが平等院鳳凰堂

その美しい姿は10円硬貨に描かれた、私たちにとっては馴染み深いもの。「末法思想」が広がっていた平安ではない平安時代(^○^)当時、絶対の権力を誇った関白藤原頼通が父の藤原道長より譲り受けた別業(別荘)をお寺さんに変えたのがはじまり。

10円玉だけでないのが「鳳凰」。これがお財布に入っているだけでうれしい☺️国宝「金銅鳳凰」が描かれているのが一万円札。

千年前の姿が色鮮やかに甦る、現世に現れし「極楽浄土」

2014年の大改修で、平安時代の創建当時の姿により近づいた平等院鳳凰堂。一番違うのが、その色。落ち着いた濡れているような紅色の外観の池の中に浮かぶ鳳凰堂。そして金色に神々しく輝く屋根の鳳凰。

鳳凰堂で見逃せないものとしては、まずは堂内中央にある阿弥陀如来坐像。堂内の柱などにはたくさんの天人や楽器を演奏する童子などが、往生する人を先導してくれるかのように描かれています。これが平安時代の人たちの願いだったのかもしれません。極楽からこのような感じでお迎えが来ると信じ、不安な時代を生きてぬいていた。

天下の三名鐘

意外なことですが、平等院にはお寺さんに本来ある本堂が現存していません。宇治川ぞいにあったそうです。現在、本堂と思われている「鳳凰堂」は阿弥陀堂。そして、平等院は宗派がありません。江戸時代は浄土・天台両宗の共同管理のお寺さん。今は本山修験宗聖護院の最勝と浄土宗寺院の浄土院が年交代制で共同管理しています。

音の三井寺、銘の神護寺、姿形の平等院」と歌われる梵鐘。↑写真は2代目です。美しい鐘は、戸外に置くのは劣化が進むので、今は平等院ミュージアム鳳翔館の中にあります。

十円玉に逢いにいこ京都宇治平等院鳳凰堂〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
拝観料/600円、中高生400円、小学生300円
※鳳凰堂の内部拝観は別途300円
拝観時間/庭園8:30~17:30(受付~17:15)、鳳翔館9:00~17:00(受付~16:45)、鳳凰堂内部9:30~16:10(受付9:00から、20分交代の入替制)
アクセス/京阪電車「宇治駅」から徒歩10分

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