【流氷の天使】ネーミングの勝ち
流氷を観にいった時に、肝心の流氷よりもカニの爪に目がテンになった話しをしたけれど。流氷を見物するまえに、すこしは流氷のこと知っておこうと、氷海展望塔オホーツクタワー水族館に行った。そこで出逢ったのが「Sea Angel・海の天使」。この姿の不思議さに目がテン。確かに背に天使の羽根をしょっている。それに頭部にある目玉にもみえてしまうふたつ角。
ふわぁふわぁとゆらめく姿は、なんとも癒し系。「肉食貝の仲間で、天使のイメージとはほど遠い」なんて言うあほな方もいますが、それならあんたは牛や豚食べててよく言うよなぁ~と人間も肉食ちゃうん。生物は何かを食べないと生きてはいけない、あたり前。まぁ実際みると、なんだか水の流れにながされてるだけのようにも観えほんとに生きてるの? と心配したくなります。
荒れやまず 流氷の下には癒しの羽、ほんとにあんた生きてるの?
流氷の天使クリオネとネーミングされてますが、流氷とともにやって来るからだそうで、それは流氷のしたは海の水のながれがおだやかになり生育環境に適しているからだそうで。流氷のしたって意外と穏やかなんだぁと。そして魚も豊富だそうで、そういえば流氷と流氷の切れたところで操業している漁船もいますからね。
テレビCMでとりあげられて、1980年代にクリオネブームがありましたが、今の若い人たちは知らない人もいるくらいで。ぜひリアルで生きてるクリオネの姿を観てください。流氷展望塔オホーツクタワー水族館は暖かい!?夏の間は夜間営業もしていて、ライトアップされたなか海の上を歩いて水族館へいくクリオネプロムナードは幻想的でおすすめ。ちなみに夏にも海の天使は水槽のなかに生きて居ます。
紋別オホーツク海の1km沖合にある海底展望台。地下1階の窓の外に広がるでっかいどーオホーツクの海。
氷海展望塔オホーツクタワーの水族館
北海道紋別市海洋公園1番地
アクセス/JR旭川駅から紋別ターミナル行きバス約特急オホーツク号で約3時間、JR遠軽駅から車で約50分。