海にせり出したロケーションが最高!糸満具志川グスク@沖縄県喜屋武

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糸満具志川グスク@沖縄県喜屋武

城もいいのですが左右海にせり出したそのロケーション

飛行機出発までの数時間とか半日で沖縄らしい観光をしたい!オススメは那覇空港南すぐの糸満市へ。ビーチで南国気分を味わいたいのなら美美ビーチへ。空港から11キロ。歴史好きな人なら沖縄の城、グスクと沖縄では呼ばれていますが、糸満具志川グスクへ。空港から16キロ。糸満具志川グスク@沖縄県喜屋武

糸満具志川グスクは、沖縄本島最南端に位置するグスクで、海に突き出た標高17mの海食崖に築かれた城です。三方が断崖絶壁で珍しい立地で、沖縄の海を三方に見渡せる絶景地でもあります。周りは畑ばかりで、お店らしきものも見当たらない何もない場所です。飲食料品などは那覇か糸満市街中のコンビニで調達しておいてくださいよ。

具志川グスクの正確な歴史は不明ですが、久米島にあった具志川城主の真金声(まかねくい)按司が伊敷索(いしきなわ・ちはな)城主の二男・真仁古樽(まにくたる)に攻め滅ぼされたため、本島南部に逃走し、この地にかつてと同じ名前の城を築いたとの伝承がありますが、確証はありません。具志川グスク

いつの時代も侵略者はいるもんですね

石垣は珊瑚礁石灰岩をただ野面積みしただけのもの。今帰仁グスクなどと比べるとそれより古い時代の簡単なもののように感じます。発掘調査では12世紀から15世紀ごろまで利用されていたことがわかっています。海に対して城壁が組まれていますから、海からの侵入者から身を守るための城だと考えらえられます。沖縄では左の共産主義イデオロギーが強いので、あまり詳しく語られませんが中国大陸からの侵略が頻繁にあったのは想像できます。

海からの悪意を持った侵入者がなければ、誰も城壁など築きませんからね。時代は21世紀になっても、大陸人は沖縄の地を我が物にしようと企み侵略しているわけですから。人間なんて500年以上経っても変わらないということでしょうか、バカですよねぇ。糸満具志川グスク@沖縄県喜屋武

史跡の紹介案内にハブに注意看板もありました

城内にはヒーフチミー、火ふき穴と呼ばれているたて穴があります。内部は石灰岩の空洞になっていて、海に通じています。伝承によるとグスク当時、海上からの荷物の上げ下ろしや有事の際の避難路として活用されていたと伝えられています。糸満具志川グスク@沖縄県喜屋武

沖縄は石灰岩が侵食されてできた洞窟がどこかしこにあります。それが先の大東亜戦争時には防空壕として使われたりしていました。グスクの近くにはこうした洞窟を使った野戦病院に当時高校生で医療業務に動員された方々の眠る白百合の塔や白梅の塔と言った場所があります。具志川グスク

西側が広く高く石積みされた石垣で、東側は狭く低い石垣。これは西側石垣の崖下に城の裏口があるために見張りを強固にするためだと考えられています。なお、沖縄にはこの糸満市と久米島のほか、勝連半島のうるま市にも具志川城があるので間違えないように。糸満具志川グスク@沖縄県喜屋武

那覇空港からすぐのオススメのグスク

私たちは那覇からレンタカーで、午前中の3時間くらいでグスク、白梅の塔、そして糸満美々ビーチ、昼食に糸満の市場でマグロを食べ大満足で沖縄気分を半日で味わえました。仕事で沖縄を訪れ何としても沖縄南国気分を味わいたい時間のない人にはオススメです。那覇空港からそれほど距離もなく楽しめるコースです。ただし何もない畑の奥の岬ですからグーグルマップを頼りに注意してドライブしてください。サーファーの方々のクルマをみかけたら、そのあたりが駐車場です。

具志川グスク

具志川グスクのあるこの美しい沖縄の海からアメリカ軍は上陸し、火炎放射器で全てを焼き尽くそうとした

具志川城跡 (日本国指定史跡)

〒901-0354 沖縄県糸満市字喜屋武1730−1
糸満具志川グスク@沖縄県喜屋武

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