散りてなほ 香りい憂し 白梅の花
沖縄でひめゆりの塔は有名ですが、ここ白梅の塔はひっそりとしています。何故なのか? 地元の人にお聴きすると「内地から左翼活動家たちがやってきて、先の大東亜戦争の沖縄戦で、悲劇の死を遂げた若き乙女たちというプロパガンダをしてため」に第一高等女学校だけがクローズアップされてと、他のたくさんの女学校の生徒たちが看護の手伝いをしていたのにと。
つまりは自分たちのイデオロギーの宣伝のために、利用されたひめゆり。第一高等女学校以外の第二、第三女学校や私立女学校などの方々は忘れられたかの、ようになっていると。自分勝手な共産主義者の人によって、分けへだてなく想いを寄せなくてはならない人が、しいたげられているんだよなぁ。ただ沖縄の人はイデオロギーのために黒か白に区別されてしまい、深く傷ついて誰もホント言ってはくれないけれど。
ただここも悲劇の地であることは変わりありませんから、こうしてひっそりとたたずんでいる方が良いのかもしれません。畑を行くこと小高い丘のような、そう鎮守の森のような場所がそこでした。旅をして現地でホントを観るというのは、世の中の歪みを実感できますね。
県立第二高等女学校の白梅学徒隊46名が所属していた八重瀬岳の第24師団第1野戦病院が解散後,その内の16人がここ下の壕に移動。傷病兵の看護施設としてここで女子生徒たちは看護の手伝いをしていたのです。そして昭和20/1945/年6月、米軍の猛攻撃に遭い戦禍により16人のうち10人が犠牲となりました。
15年ほど生きただけの将来ある子どもですよ。アメリカ軍の戦闘機が機銃掃射で子どもたちを撃ち殺した土地がここなんだと。それだけで怒りしか、そして手を合わせるしかないのが私たち本土の人間です。戦争は酷いものです病院、赤十字船なんて標的にされます。私の父は赤十字船に乗っていましたが、アメリカ軍の猛攻撃にあい沈没しました。運良く台湾の漁船団がおり、助けていただいたのです。
いつの時代の戦争も、世界平和なんて言っている人に限って弱いところをつくのです、表とウラがあるのが西洋人。弱いものアジア人なんて奴隷で良いのであり、人とは考えていないのが西洋人の思想。怪我や病気で弱っている人たちは何もできないから。
「沖縄は本土のための捨て石になった」という表現があります。戦艦大和は沖縄を守るために出航したのです。私のおじさんは大和の乗組員でした「沖縄を守れんかった」と悔やんでましたよ。沖縄を守るため鹿児島鹿屋や知覧から特攻した人たちは日本のあらゆる所から来た若者です。私の友だちのお父さんは、兵庫県から沖縄を護りに鹿児島県鹿屋にいらっしゃいました。たまたま生き延びたから、私の友は生まれたのですね。
沖縄は日本です、それを守るのが当たり前だから日本国中から兵隊さんは来ていた。そんな事実は隠蔽されたかのように考えられている、おかしいですよ。何が中国領土だ、と叫べる環境にはないのが日本共産党が仕切る沖縄政策だからでしょ。中国国籍の蓮舫さんを担ぎ上げているのが共産党、笑っちゃいます😆
「こうして本土から来て手を合わせてくださる方もおられるのだから、ありがたい」
沖縄にはこうした石灰岩で覆われた鍾乳洞のような地下施設がたくさんあるそうです。戦争の非常事態の時に、身を守るために本土でも地下を掘って防空壕を作ったり、岡のような場所に横穴を掘って避難場所を確保していました。そうした施設は今では、草木が覆い茂り判らなくなっていますが。
畑で作業していた地元の方の話では「慰霊の塔ができたりしたのは最近さぁ。それまでは生き残った人が来て、花を授けていたりするだけのひっそりとしたところ」だったと。「でもこうして本土から来て手を合わせてくださる方もおられるのだから、ありがたい」と。
しらゆりの塔をレンタカーで訪れたのなら、すぐ近くの白梅の塔も訪れてみてください。周りには、飲食などこれといった施設はない静かな丘にあります。
沖縄那覇空港から数十分の所の隣町の糸満/いとまん市、美しいビビビーチがあり泳げます。シャワーなど施設も整っています。那覇空港からスグのビーチならココですね! 人工ビーチですが超オススメです。絵的にも良いロケーションなので写真撮影にはもってこいの場所です。
近くにはマグロが安く手に入る糸満卸売市場があり、そこには台湾沖で獲れたマグロ、もちろん冷凍されていない新鮮なマグロが水揚げされています。飲食もできますので超オススメします。
沖縄は日本国です。共産主義者たちの思う壺になるように中国人が闊歩することを私は好みません。ぜひ日本の皆さんが沖縄を訪れて観光することで、沖縄が潤うことを願うのです。/2020年6月初出
糸満市内字伊原
白梅の塔 所在地/〒901-0324 沖縄県糸満市国吉
アクセス/那覇空港から車で35分
↓の白梅の写真は沖縄ではありません。兵庫姫路綾部山古墳群に咲く梅林です。